私は5年ほど前より古代コンクリート(またの呼び名をローマンコンクリート)を調査・研究・試作してきました。

現在使われているコンクリートは出来て数十年後からに徐々に劣化が始まり寿命が早くて50年と言われています。

それに対し、ローマンコンクリートは出来て数十年後からさらに強度を増し数千年から数万年もつともいわれています。

私はこの両者がまったく間逆の性質を持っている点に疑問とエコロジカルな関心を持ちました。

また今日ローマンコンクリートが使われなくなった背景を知ることで、それを再現し実用化するにはどうすればよいかと考えるようになったのです。


今日寿命の短いコンクリートが使われている背景には、医療産業やエネルギー産業同様に、従来の産業の維持にあります。また医薬品として十分すぎるほどの価値あるものを一般大衆が手にしないように、あえて意図的に使用すると犯罪対象にされてきた大麻にもどこか共通する点があるのを感じずにはいられません。


今日このローマンコンクリートはローマ以外にさかのぼることエジプトのピラミッドやアジアの国々、さらに日本の縄文時代にも使われていたのではないだろうか言われています。

そこで私は呼び名を包括して以下、古代コンクリートと呼ぶことにしました。


2017年、古代コンクリートの主要な材料が解明され発表されました。それ以降多くの人が関心を示してきたのでしょう。

最近それに応えるかたちでCNNが科学的なエビデンスも掲げて記事を書いてます。


https://www.cnn.co.jp/style/architecture/35200239.html

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