デザイン思想

■エネルギーの結晶化

宇宙空間を均等に12分割するとそこに黄金比を持つ形、五角形が生じ、生命エネルギーに関与することが導かれてきました。平面的に解釈すると先に示した正12面体を形成します。

しかし、本来エネルギーがどのように生じてこの様な形を形成しているかは、この形からは想像できません。正12面体の構成は面や線の連結からなっていますが、その線や面のとらえ方自体にユークリッド幾何学の限界があり、矛盾点があります。そこで、非ユークリッド的発想でこの立体を再構成してみます。

ユークリッドの発想では、線は実体の無い無限に細い線で表します。しかし線分を有限で太さを有した軸とし、それをエネルギーの放射する軸としてとらえ、それぞれの放射軸が反発しあって形を形成している様子を想定します。互いの線の交点はユークリッド的には交わります。しかし、ここでは線のように交わることは、エネルギー同士が一つになってしまい形を成さなくなるため、想定外とします。

すると放射軸同士互いに反発する箇所が均等に移動することが確認できます。これらは自然界でいう揺らぎといった現象でしょうか。あるいは膨張し、収縮する現象としてとらえられます。

従来平面であった五角形は、五つのエネルギーの放射軸が交差して囲まれた空間として解釈できます。この空間は、放射軸が秩序を持って交差することで回転する力を備え持つことになり、そこに渦を生じるエネルギーの存在を想像することもできます。

最も収縮する場合、渦巻くエネルギーの力が放射する側の軸と反発・均衡を保ち、エネルギーはこれ以上小さく収縮できないため、エネルギーの質量は最大に増し、形は強固なものとなります。このニュートラル状態は、エネルギーの物質化・結晶化といった現象でしょうか。

そしてこの結晶化したエネルギーの軸を分析すると、その内部には30の菱形の面からなる立体が形成されていることがわかります。