デザインについて

デザインの源泉は、銀河の宇宙からミクロの世界を背景としたデザインシステムにあります。

いつの時代でも変わらない普遍的なデザインを求め、古代から伝わる叡智を探求してきました。

その叡智から導かれたデザインシステムは、紀元前をさかのぼる幾何学体系である神聖幾何学を源流としたものです。

このシステムは、神聖幾何学がより自然界と共鳴する形態へと変容を遂げるため、その中核構造を非ユークリッド幾何学によって再構成させたものです。

それにより、有機的な構造が形成され、自然界の要素をシステムに反映させることができました。

さらに、その構造をランプシェードへと技術転用し、ライテイングシステムとして完成させたものがイルミナライトです。

光のグリットが結晶となってシェードに映し出されるとき、光そのものが形を現します。

バックグラウンド

ライラのデザイン・設計の根幹である神聖幾何学は古くはアトランティス時代より受け継がれてきました。しかし、この幾何はエジプト期以降中­断されギリシアで再編の試みがなされて、その一部がユークリッド幾何として体系化され­ました。今日の文明の物づくりはほとんどこの空間把握の思考体系(システム)によるも­のです。一部と言いましたが、それ以外の要素はスピリチュアルに関するテクノロジーとなりうる­物で、そちらの方は歴史的に限られた箇所で表れるのみでした。20世紀後半より、従来のユークリッド幾何とは異なる方法でこの神聖幾何学の新たな展­開を示す試みが端緒で見られ、私も無意識にその研究に没頭しておりました。神聖幾何があらゆる分野に通じてつながっていることは知っていましたが、肝心の従来の­空間把握では限界があることに気付いたからです。いわゆるアトランティス時代のスピリチュアルテクノロジーの再興をマジで考えておった­のです。偉大な先人達は直感でそのことに気付きました。ミクロコスモスからマクロコスモスまで­のエネルギーに呼応するものとして、天体の配置や量子単位の半エネルギー物質の構造、­地球の地脈・レイラインの構成などなど。さて、ライラについて書かねばなりません。このライトは、あるシステムから創りだされる形態の一部であり、代表的なものです。そ­のためシリーズものになっていく予定です。システム自体、神聖幾何をリニューアルした­ものです。ユークリッド幾何とは異なる解釈で、具体的に言えばより生命エネルギーを表­しやすい、有機的な幾何によって再構築したものです。よって、形以外に音や波動・色などとの関係がより明確になり、生命エネルギー、いわゆ­るエーテル領域や感情に与える領域であるアストラル領域にもより何らかの影響を及ぼす­ものと考えられます。 物質の本源は光であり、光が凝固したものが物質でもあるといわれてます。

凝縮した原子は物質と見なされ、凝縮に耐え切れなくなったとき、その内部から光がエネルギーとして放出されています。

この凝縮が質量や重力の場合、放射線や核爆発となり、星でいえば太陽のような恒星となっています。また理論的には、その質量が光をも凝縮する場合、これをブラックホールといっています。

イルミナライトの照明デザインは、物質の構造にそのアイデア求めてきました。

人に優しい光を生み出すしくみを自然界に求め、その法則を導くことがイルミナライトのデザイン思想につながっています。